年度別留学体験談EXPERIENCE

ウェスタンオレゴン大学/Western Oregon University ’17春派遣生体験談

2017年春最終レポート

2017年春第一回レポート

最終レポート

○留学生活を振り返って  

(1)留学の目的は何でしたか。

自分の現在位置の確認、考えの幅を広げグローバリゼーションが益々加速する社会で性別、宗教、国籍、生活環境などあらゆる側面の多様性を肌で感じ身につけること。

(2)上記の目的は達成されましたか。

日本いるよりも自由の時間が多くあり、様々なことを考えられました。就活の時期ということもあり自分の現在位置、またこれから自分はどうしたいかなど最適な時間を過ごせたと思います。また、二つ目の目標に関しては多国籍国家であるアメリカに留学しより様々な人種が通う大学を選んだおかげで、様々な側面を肌で感じることができました。これは日本ではなかなか感じえない経験だったのでとても満足しています。


○到着後から現在までのことについて教えてください。

(1)渡航前に日本で準備しておけば良かった点

アニメについてよく知る。日本の文化を自慢できるくらい知っておくこと。

(2)日本から持ってくれば良かった物

特にありません。

(3)到着後すぐに購入が必要だったものは何ですか

寝具、洗面具(シャンプーなど)、ハンガー

(4)生活費(月のお小遣い)はどのくらいですか

5,6万円(ほぼ食費です)


○大学について

(1)大学キャンパスの設備、雰囲気

キャンパスの雰囲気としては田舎にある小さい大学という感じです。もちろん日本の大学よりとても大きいですが、ほかのアメリカの大学に比べるととても小さいです。街自体が田舎であり、大学以外なにもないため学生街でした。雰囲気は暖かい人が多く、コミュニケーションが多いなという印象です。現地の学生に聞くと西海岸よりコミュニケーションは多いほうであるといっていました。教授の雰囲気もとてもフレンドリーであり自分の親であるような対応をとってくれ、あたたかみを感じる場面が多々ありました。スポーツ系の施設は素晴らしくいい気晴らしの環境もそろっていると思います。

(2)学生同士の交流・友人関係について教えてください

現地の学生:同じ寮のフロアの人・一度授業で一緒になった人・クラブや部活で一緒になった人と主に友達になりました。そこからその友人の友人であったり、パーティーで友達になったりすることもありました。主にどこかに遊びに行ったりする友達は現地の学生でした。

他の国からの留学生:インターナショナルクラブに所属していたため、そこでほかの国からの留学生と友達になることありました。そのクラブ以外では関わることは現地学生ほど多くはありませんでした。

日本人:JSAFからの他の派遣生と行きの飛行機で仲良くなりました。ごはんやクラブや部活に一緒に参加する友人もいました。

(3)大学のある街について

どんなところですか:田舎でなにもないところです。しかし平和で待ちゆく人が時間にゆとりも持って生活しているように思えます。治安も大変よく日本と同じくらい平和であると思います。

ダウンタウンまでのアクセス:salemまで車30分portlandまで車で90分

お薦めスポット:monmouth(大学のある街)から自転車で15分くらいにある隣町independenceにあるイタリアンレストランにアメリカで食べた中で一番おいしいステーキがありました。

その他:どこにいっても知り合いに会い、街全体が学生寮のような感じです。

(4)キャンパス内外の治安はいかがですか

キャンパス内:とてもいいと感じました。IDや財布が落ちていても必ずそれは届けられ持ち主のもとに戻ります。

キャンパス外:キャンパス内同様とても治安がいいです。

(5)初日のオリエンテーションは分かりやすかったですか

【学部】事前に資料に目を通していったので理解が早かったです。また授業の履修のアドバイスをこの時にしてもらえたのはとても助かりました。


○英語力についてお書きください。

(1)英語力は伸びていると感じますか

真のコミュニケーション能力は伸びていると感じます。真のコミュケーション能力とは、教科書や日本にいるだけでは体得が難しいことです。スラングや独特の言い回し、その場の雰囲気は現地ならではのコミュニケーション方法であり、それをタ体得できたことは大きかったと思います。冗談を言い合える関係になれたのもそのコミュニケーション能力が体得できたためだと自分は思っています。

(2)英語力を向上させる上で苦労した点、またご自身で工夫された点はどのようなところですか?

<リスニング>

●苦労した点

最初やはり授業内で教授の話すスピードや現地学生の話すスピードには苦労しました。

●工夫した点

あえてゆっくり話してとは言わず理解できるまで何回もきくこと。

<スピーキング>

●苦労した点

話さないとすぐに能力落ちてしまう点

●工夫した点

独り言でも英語をつぶやくようにし、いろいろなことを考えるうえで英語で考えるようにした点。

<リーディング>

●苦労した点

単語力がたりない時がしばしばあった点

●工夫した点

文章の大まかな内容についてとらえ、より詳細なことは二の次にし、あとから習得する点。

<ライティング>

●苦労した点

より適切な単語の使い方が不透明なときがあった点

●工夫した点

必要なたびに調べ覚えていく点


○今学期履修した全ての科目について、振り返ってお書きください。

【科目1】introduction to business

授業形式:レクチャー

評価のつけ方:

Tests (3 @ 150 points):450

Moodle Quiz (17 @ 15 points):255

Moodle Homework (14 @ 10 points):140      

Assignments (2 @ 20 points):40

Guest Panel Questions (1 @ 15 points):15

Total Points:900

授業を通して学んだこと:

ビジネスをしていくうえで関わってくる要因、またどのような種類があるか、その他ビジネス全般

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など:

授業ごとにトピックがありそれについて毎回課題とクイズがでるのでそれはある程度教科書を読まなければいけないので苦労しました。他の授業とつながる知識であったりこれからの就活において応用できるものがたくさんあったことは収穫ではないかと思います。

 

【科目2】international law

授業形式:レクチャー

評価のつけ方:

Online Quizzes 100 points total (10 points each. 10 Quizzes Total 10% of grade)

Online Essay 200 points total (20 points each. 10 Short answer essay. 20%)

Daily Attendance 200 points total (20% of Grade.)

Midterm 250 points (25% of Grade)           

Final Exam 250 points (25% of Grade)

Class Total 1000 points

授業を通して学んだこと:

International law そのもの、またそれをとりまく環境、WTOなどの国際的組織についても学びました。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など:

この授業は授業中もきついと思うことが多々あり、課題もほかの授業と比べより専門的なものまで聞かれることがあり、ソースが多すぎるゆえに苦労する機会が多くありました。しかし、それをのりきったことは自分のなかで大きな財産となっています。国際法としてはバックグランドの違いなく、勉強したことでほかの学生と同じ立場で議論に参加しました。

 

【科目3】small business management

授業形式:レクチャー

評価のつけ方:

Points from exercises, tests and attendance will be totaled and percentages calculated.

授業を通して学んだこと:

中小企業にひつようなことや、アメリカでの中小企業のありかたをファイナンスから戦略設定まで幅広く学びました。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など:

起業家が日本より多いとされるアメリカでこの授業をとったことはアメリカではなぜ起業家が多いのかという疑問につながるヒントになるのではないかと思いました。ビジネスマンにとって最高の形が企業であると考えるアメリカで幅広い知識を学べたのは面白い経験になったと思います。また、アメリカ独自の法律や保険なども触れられて将来に活かせる知識を獲得したのではないかと思います。授業ごとにトピックがかわっていくため深く学ぶことは少ないように感じたが逆にそれが幅広く学ぶためにはよかったと思う。

 

【科目4】Model United Nation

授業形式:レクチャー

評価のつけ方:

Class Attendance and Participation – 5% 、50 Points

Country Profile – 10%、100 Points

Presentation – 5%、50 Points

Policy Statements (2 for 50 points each) – 10%、100 Points

Resolutions (2 for 50 points each) – 10%、100 Points

Mock Session – 5%、50 Points

Conference Goals – 5%、50 Points

Conference Attendance/Assignment/Debrief – 35%、350 Points

Final Examination – 15%、150 Points

Total:1000 Points

授業を通して学んだこと:

基本的に国際連合について学びました。General assembly であったりresolution paper であったりは実際の国連でも行われていることでありそれを授業の一環として自分で作成しました。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など:

いままで経験したことないものであったので決まっているフォーマットに従ってやったり、ソースを自分で探さなければいけない点であったりはとても苦労しました。しかし、違うバックグランドを持つ人達の中で政治的背景に触れながらこの授業をとれたことはいい経験になったと思います。


○履修した授業の課題の中で、特にがんばったもの、自信作について教えて下さい。

エッセイ・ペーパー

科目名:international business law

題材:10 essay questions

内容:Q1: Describe how you would structure an international trade deal. What documents and terms in the documents would you use and why. Include some ways to save on taxes, etc.

Q2: Describe what European Union is in terms we have used in class. Compare and Contrast with other IGOs or types of States.

Q3: Explain what is meant by the term Jus Cogens. Why is it important to international law and what effect does it have on the making of international law.

Q4: Describe how International law is made. What are some of the sources of international law.

Q5: Is International Law really Law? Why or why not. Explain

Q6: Explain how and why letters of credit and other trade documents are used in an international trade transaction.

Q7: What does the phrase “Rise of the IGO” mean and what significance does it have to the creation and implementation of International Law. What historical event(s) ushered in the Rise?

Q8: Describe some of the specific risks involved in setting up operations or investing in a foreign country. What are some ways to minimize or control the risks that a business might incur in a foreign country?

Q9: Assume you had to establish a presence in another country for your international beverage business. Describe how you would go about setting up in another country. What factors and steps would you take into consideration in making your decision. What business format would you use and why?

Q10: Describe what the WTO does. Do you think that it is effective?

大変だったこと、やり遂げての感想:

法律についての知識は春学期に履修していたintroduction business law だけであったので専門用語などにはかなり苦労しました。また一つ一つの質問に対して答えの量がとても多く、普通のエッセイをかくだけでも難しいのにさらに負荷がかかり難しかった点。グレードのウェイトもおもかったため時間はかかったが、いい経験になった。

 

プレゼンテーション

科目名:Model United Nation

題材: general assembly

内容:国連のgeneral assembly を自分の調べた国の状況をトピックであるclimate changeにそって発表。

大変だったこと、やり遂げての感想:

ある程度フォーマットが決まっているためそれに沿ってやらないといけないことや自分が調べたコロンビアはなかなかいいソースが見つからなかったことが大変でした。実際の国連でも行うことを違う言葉でやれたこと大きな経験になりました。またそれを使い模擬国連をほかの大学と合同でした時もそのプレゼンがいい役割を果たしました。


○学部授業を総括して、日本の授業と違う点、留学先国の授業の特色、自分が感じたことなどを自由にお書き下さい。

基本授業は少人数で暮らす全体で仲良くなりながら授業を進めていく傾向にある。また日本のように授業中寝てる人は見られなく、発言頻度が高く参加意欲は高いと感じました。教授一人ひとりの授業スタイルがあり一つ一つ違うスタイルであったことも興味深いことでした。


○語学力についてお書きください。

(1)留学開始当初と比べ外国語力はどのくらいついたと感じますか?

一人で生活していくうえで困難はないレベルに成長したと思います。どこかに一人で行った際に何不自由なく事を済ませられたため。

(2)語学力上達のために、工夫したこと、努力したことを教えて下さい。

出来るだけ現地の人と過ごし、なにを考えるうえでも英語を基本としたこと。


○寮生活/ルームメイトについてお書きください。

(1)ホストファミリー/ルームメイトとの関係

寮ではシングルルームでしたがフロアメイトとたまに会話はしました。

(2)食事

ほとんど学食で一日3食食べていました。なかなか新しいものを食べる機会はなかったですが土日は品数が極端に減るのでたまに外食していました。


○課外活動についてお書きください。

(1)大学内の活動に参加していますか。

インターナショナルクラブに所属していたほかにサッカー部に所属していました。週二回練習があり、土日は試合でした。

(2)スポーツはしていますか?

スポーツは毎日していました。まずジムに毎日通い、スカッシュ、バレーボール、サッカー、バスケ、バドミントン、テニス、卓球、アメフトを主にしていました。バレーボールは春学期同様、学内の大会に出場しサッカーは部活に所属していました。

(3)休み中の過ごし方について教えてください。

基本的に友人とでかけるかサッカー部の活動に参加していたため遠征にいくことが多かったです。


○学生生活についてお書きください。

(1)1週間のおおまかなスケジュールを教えて下さい。

月、水、金曜日は授業が一つしかないため他の課題を進めたりジムでより長い時間を過ごしたりしていました。火曜日木曜日は朝から夕方まで授業があり、そのあとに部活やジムにいっていたので忙しかったです。土日は上記のとおり、友人と出かけるかサッカー部の活動でした。

(2)友達、クラスメイトとの交友関係、付き合い方を教えて下さい。変化はありましたか。

一緒にご飯を食べたり遊んだり運動をしたりしていました。変化は特にないです。

(3)留学生活の中で、最も良い思い出、大変だった思い出をそれぞれ教えて下さい。

秋学期のクラスはこれまでよりきついと感じるものが多く、ボスキャリの就活と重なっていたため日々勉強づけであることが多く、大変でした。サッカー部にはいっていたことによりそれのいい息抜きとなり、いい思い出になりました。

(4)一番の息抜きの方法は何ですか。

サッカー部の活動、ジムにいくこと

(5)日本から持っていったノートパソコンの使用頻度や必要性、またどのようなことに使っていたか(授業の課題、リサーチ、音楽、スカイプ等々)について教えて下さい。

毎日パソコンは使いました。レポートなどをするために必須のものだと思います。他は携帯で済むと思います。

(6)日本の家族、友達とはどのくらいの頻度で、どのように連絡をとっていましたか。

日本の友人とは毎日LINEをしていました。

(7)JSAF留学プログラム費以外でかかった費用の目安をそれぞれ教えてください。

①旅行に関する費用

・国際航空券代(往復):時期によるが、700ドル前後

・現地での旅行費用:場所によるがボストン、ニューヨーク、ロス、サンフランシスコ、シアトルでは計20万くらいでした

②個人的な諸費用(こづかい、買物代など)合計:月100ドル程度

③携帯電話料金:50ドル/月

④ミールプラン以外の食事代:月100ドル程度

⑤教材費(学部:700ドル程度 )

⑥ヘルスセンター使用料:無料(保険加入者のみ)

⑦その他かかったもの(具体的に):特になし


○留学全体を総括してお書き下さい

(1)留学を通して身に付いた、成長したと感じる点はどんなところですか。

高校三年生の時より志していた自分の現在位置の確認、考えの幅を広げグローバリゼーションが益々進む社会で性別や宗教などの多様性を理解するために、世界の第一言語を母国語とし、かつ、多国籍国家のアメリカへ留学しました。学部留学を以下の心構えを常に考え感じながら経験しています。

①語学力の向上

②経営学というものを違う観点・バックグラウンドから見たときの思考

③見知らぬ文化に飛び込むことにより起こる自我の形成

④異文化の人とのコミュニティの形成

⑤これらの点から後述のような経験をし、自分が理想とする一瞬を大切にできる人として今を大切に生きることが大事であることや社会にでるうえでの考えの助走には役立ったのではないかと思っています。アメリカは日本にいる時より、時間がゆったりと流れていき、自分を見つめなおす時間が数多くありました。その時間が以下の日本ではできない経験をしたのだと思っています。

⑥語学力の向上について

留学志望大学に入るためのTOEFLのスコアが必要だったこともありましたが、TOEFLのスコアは志望大学に入学するための手段にすぎず、実際に体現したかったのは現地でしか学べない真のコミュニケーション能力でした。そのスコアをパスしていたためある程度は自信がありましたが、いざ現地に行くと教科書には載っていないコミュニケーションがそこにはありました。スラングやその場の雰囲気、現地の人独特の言い回しは、コミュニケーションをとることで、その場でしか体得できず、それらを学びたかったためコミュニケーションを大事にしました。それを日々の生活で意識してコミュニケーションをとり続けていくと、英語を母国語とするアメリカ人と日本語で日本人と会話しているときのような心構えでコミュニケーションをとることができるようになりました。また冗談を言い合えるような真のコミュニケーション技術を身に着けたことも現地での経験ならではのスキルではないかと思っています。この経験は言語という一つのツールのレベルを上げた経験として私自身感じており、ツールを育てることにより目標である、この場合はコミュニケーション、がより豊かなものになると思いました。

違う観点・バックグラウンドから見たときの思考について

違う視点というのは、思考の幅を広げ、国際化が進む中で世界の多様性を感じるための留学において、日本とは違う政治・歴史背景を持っている人たちによる刺激のことです。アメリカという国にきて「コミュニケーション」というものがこの思考を考えるうえで自分の中でかなり面白いものだなと思いました。日本よりもいい意味でフレンドリーな人柄から生まれるいろいろなコミュニケーションの方法、日本では体験したことのないようなオリジナリティあふれる挨拶が自分にとってはとても新鮮に目に映りました。パラオ出身の友人を例にとると、一般的に大家族で人を助けることは日本人以上に当たり前だと思っており、その友達の幸せは周りの人が幸せだと感じることでした。例えばアメリカのメディアは、清掃員ではない観客の立場である日本人がゴミを拾って帰ることをアメリカ人では考えられないような素晴らしいことだ、と取り上げます。しかし、パラオ出身の友人にとっては問題視されることが理解できない程当然のことではないかと思っているのです。これは日本にいてはなかなか関わることのできない人種から受けた代表的な刺激であり、世界にはいろいろな種類の人がさまざまな背景から育っていくということを感じた出来事でした。

見知らぬ文化に飛び込むことにより起こる自我の形成

私は大学一年の夏にカナダへの語学留学の経験があり、ホームステイ先が同じであったコロンビア人と生活しているうえで、自分がとても外交的で何にでもおおらかに対応できる人なのだと知り、それがきっかけで今回の長期留学においても自我の気づきが得られるのではないかと思ったため指標の一つとしました。また社会に出る前に私自身の現在位置の確認したかったためこの指標はとても有意義なものとなりました。留学生活の半分を終え、自分の自我が留学前とあまり変わっていないことを受け、以前感じたように外交的でおおらかに対応できる人であると再確認しました。異文化の人とのコミュニティの形成について

前述したとおりカナダへの語学留学の際にヨーロッパや南米、北米などの異文化の人と知り合い、翌年の三月にはコロンビアにそこで知り合った友人に会いに、単身で訪問するなどといったコミュニティを形成できた、また日本では感じられない文化・風土と肌で感じるできることの喜びから、今回のアメリカの留学において様々な人との関わり通して、日本では得られないようなコミュニティを形成しようと思い指標としてあげました。実際、長期休みに日本に自分が帰国した際に、日本に遊びにきていた現地で知り合い仲良くなった友人と日本という地で遊んだということがあり、とても面白く新たなコミュニティの形成ができていると実感しました。私が望んでいた形は現地に赴いて刺激を受けるという形でしたが日本という国を教えるということについて面白く、また自己を知るように、日本という国を相手よりも知っていないといけないと気づきました。

これらの指標のお陰でより留学生活が充実したものとなり、楽しみながらも人生の財産として一日一日を満足して送れました。

(2)留学先の国、大学について、出発前と考え方やイメージが変わった点はありますか。

特に変わりませんでしたが、ひとに触れたことでリアルさがそれに加わりました。

(3)これからの目標、進路についてはどのように考えていますか。

この留学経験を軸としてこれからの進路を決めていきたいと考えています。

(4)同じ大学へ留学する後輩へのメッセージ、知っておいたほうが良いことを教えて下さい。

疑問がでた時点で誰かに聞くことがより有意義な時間を過ごすうえでは大切で、自分がなぜそこにいるかを考え続けていくことが大事であると思います。

(5)上記の質問以外で、留学を通しての現在の想いについて、自由に書いて下さい。

この時期に留学をしたという点において、就活目前であったためにより深い事故をみつめなおす機会となったと思います。


○JSAFサポートについて

(1)JSAFの出発前オリエンテーションは、役に立ったと感じますか。

冊子自体は役にたちました。金額が詳細に書いてある点は金銭面の理解が進みました。

(2)JSAFへのメッセージ

行く前の対応が手厚いため不安をあまり抱えずに留学生活に身を置けました。


第一回レポート

○到着後から現在までのことについて教えてください。

(1)渡航前に日本で準備しておけば良かった点

単語の学習

(2)日本から持ってくれば良かった物

運動用の靴(室内・サッカー用)、延長コード、スピーカー、ボトル

(3)到着後すぐに購入が必要だったものは何ですか

寝具、入寮前の食料

(4)生活費(月のお小遣い)はどのくらいですか

計約540ドル(食費460ドル:昼夜7ドルずつ×30日+イレギュラーな外食40ドル、雑費80ドル


○大学について

(1)大学キャンパスの設備、雰囲気

田舎の小さい大学という印象。教室は授業内容ごとにだいたいわかれており、多くて30人収容の教室。授業が行われていない時間帯は、教室が空いていれば、プロジェクターを使い、カラオケや映画鑑賞が可能。体育館は二つあり、ジムも設備が大変よくプール、バレーボールコート、バスケットコート、フリースペース、ロッククライミングなど素晴らしい環境です。屋外施設としてスタンド付きの競技場、人工芝グランド、テニスコート、バスケットコートがある。寮は数種類あり、アッカーマン(一番新しい寮。教室や自動販売機、ミーティングルームなどと併設されている。他の学生と一番仲良くなれる寮である。バストイレはフロアごとに共有。)とアーバーパーク(四人一部屋で各自寝室がある。キッチン、ダイニングと各部屋二つのバストイレがある。アッカーマンよりは教室に遠い。徒歩10分程度)についてはかなり綺麗で使いやすい。(他は住んだ経験がないが、日当たりがあまりよくないとよく聞く。)

学生の雰囲気としては暖かいひとが多いという印象。何か困っていることがあれば必ず助けてくれて、コミュニケーションも密にとろうとしてくれる。個人的にハワイ出身の人が多いという印象であり、日系の人(ほとんどが日本語話せない)や日本に興味が多い人が多い。サンディエゴやサンフランシスコ、ハワイ出身の比較的温暖な地域出身の人が多いせいか陽気な性格の人が多い。International studentとしてタイや中国、韓国、フランス、ドイツ、イギリス、パラオなどの出身がいる。

キャンパスの雰囲気として暖かい環境でゆったり時間が流れているという印象。なにかにせわしない人が見かけずおおらかな性格の人があつまりこの雰囲気が作り上げられている。教授方も優しい人が多く、知り合いのおじさんおばさんのイメージ。

 (2)学生同士の交流・友人関係について教えてください

現地の学生:授業やジムでのワークアウト、友人宅でのパーティー、学内スポーツ大会(intemural)で知り合いになることが多く、週末に出かけたりご飯をいっしょに食べにいったりする。

他の国からの留学生:インターナショナルクラブに所属しているおかげで初期から仲良くなりほとんどの時間をほかの国からの留学とともに過ごした。その活動が週に一回あり、必ず友達になれる。

日本人:入寮前に日本人とともに過ごす期間があったため一番初めの友達は日本人。ごはんをたべたり何かに困ったら相談したりする程度。基本的に自分が遊びに行く友達の大半がほかの日本人との共通の友達なため接する機会が多い。

(3)大学のある街について

どんなところですか:オレゴンに位置するモンマスという大学の街。この大学以外にはレストランが数軒とファストフード、コンビニ、公園、家といったなにもない街。街を歩けば友達に高確率で出会い、オフキャンパスの学生の多くはモンマスに住んでいる。

ダウンタウンまでのアクセス:セイラムまで車で30分程度またはもしくはCARTSという一日数本のバスで45分ほど。ショッピングモールや娯楽施設がある。

お薦めスポット:自転車で隣町のインディペンデンスまでいくと川や大きい公園、映画館があり息抜きとしてお勧め。まれに大学主催のイベントで午前0時から映画を観れば無料のものや、火曜日はウェスタンオレゴン大学生5ドルというものがある。

その他:車が必要な場合が多い。

(4)キャンパス内外の治安はいかがですか

キャンパス内:とても良い。何かをどこかに忘れていっても必ず自分のところへ帰ってくる。また財布や携帯であっても盗まれることはない。

キャンパス外:キャンパス内同様とても治安が良い。夜(午前二時まで)になると警察が見回りをしている。

初日のオリエンテーションは分かりやすかったですか

わかりやすい。わからない点については質問すれば理解するまで答えてくれる。


○英語力についてお書きください。

(1)英語力は伸びていると感じますか

あまり実感はないが、ツールの一つとして使えるようになったと思う節はいくつかある。スラングであったりなにか言いたいときに日本語と同じスピードで英語が頭に浮かぶ場合が多い。

(2)英語力を向上させる上で苦労した点、またご自身で工夫された点はどのようなところですか?

<リスニング>

●苦労した点

ディスカッションになると学生の話すスピードがあがりスラングも多く使われるので苦労した。

●工夫した点

知らない単語が出てくると拾えないので単語力の強化。

<スピーキング>

●苦労した点

たまにどもってしまうときがある。

●工夫した点

自分のなかでレパートリーを増やしてある程度、定型文として自分のなかにストックしておく。

<リーディング>

●苦労した点

読むスピード

●工夫した点

すべてを理解しようとせず大事なところのみをスキャンしてひろうようにしている。

<ライティング>

●苦労した点

言い回しが毎回同じようになってしまう点

●工夫した点

他の人の文からフレーズを真似てみたりする


○JSAFのサポートについて

(1)JSAF出発前オリエンテーションは、役に立ったと感じますか。

ただその時に同じ学校に行く人とは連絡をとれるようになったので情報共有できるようになったのは大きかったです。


○今学期履修した全ての科目について

【科目1】Indoor soccer

授業形式: 体験式授業

クラスの規模(人数や国籍割合):20人程度、男が9割。国籍はさまざま。

評価のつけ方:

Attendance- 3 pts per class (75pts total)

Rules of The Game Exam – 5 pts Multiple choice and true/false exam via Moodle, associated with the rules of futsal learned in class.

Peer Assessment – 5 pts Students will have the opportunity to evaluate a peer’s performance in a game of futsal during class. Details will be given during class.

Video Analysis- 5 pts Students will be given the opportunities to observe/analyze a futsal match. Assignment details will be given via Moodle, and analysis will be turned in via Moodle.

Final Exam – 10 pts Final will consist of two essay questions to be completed on Moodle. Exam will be made available on the Monday of dead week, and will be due by 10:00 am on June 14th.  

Total = 100 points possible

 

100-93% = A 92-90% = A- 89-88% = B+ 87-83% = B 82-80% = B- 79-78% = C+ 77-73% = C 72-70% = C- 69-68% = D+ 67-63% = D 62-60 = D- 59-0% = F

すべて満点でAでした。

授業を通して学んだこと(授業内容):

気晴らしとして受講していたためあまり学んだことはなかったが、体育ということもあり、多くの人と友達になれた。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など:

行くごとに友達が増えて素晴らしい気晴らしの時間だった。先生もいい人でとても和やかな雰囲気で行われた。

 

【科目2】Interpersonal comm

授業形式: レクチャー

クラスの規模(人数や国籍割合):20人程度,現地人9割、日本人2人

評価のつけ方:

Attendance and participation 50 points

Individual quizzes 10 points each( 一つ結果が悪いものを落とせる)×7=70points

Group quizzes 5 points each(一つ結果が悪いものを落とせる)×7=35points

Identity project assignment 15 points ×6=90points

Exams 50 points ×3=150points

計395points

90%- A,81%- B, 71%- C,60%- D

出席は多少休んだが満点。テストは個人が68点(10点×6、8点、4点を捨てた)グループは34点(5点×6、4点、0点を捨てた)identity projectは一つやらなかったが他は満点で75点、試験は137点(31、34,17、エクストラとして5点加点)計314点(79.49%)

授業を通して学んだこと:

主に人とのコミュニケーションを学んだ。教科書に沿って授業が進んでいく。先生の話を織り交ぜながら会話形式で授業が進むのでアットホームな感じがあり面白い。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など:

毎週テストがあるのは正直つらいとはじめはおもっていたが要点をすべてノートに書き写し、持ち込み可のテストなので簡単でした。先生もかなり人柄がよく毎回受講生が楽しんでいたと思います。

 

【科目3】Introductory business law

授業形式:レクチャー

クラスの規模:25人ほど、現地学生9割、日本人3人

評価のつけ方:

Midterm 200 Points

Final Exam 200 Points

Attendance 100 Points (5 point deduction per missed class)

Total                                                                                          500 Points          

 

Grades will be based upon a percentage system with 500 points being 100% The percentages are set forth below.   

A     >= 92%                  C   >= 72%

A-          90%                     C-           70%

B+         88%                     D+         68%

B            82%                     D            62%      

B-          80%                     D-          60%

C+          78%                     F     <=59%

 

中間が152点、期末が160点、出席100点 計412点

授業を通して学んだこと(授業内容):

日本とは違った商法を学んだ。バックグランドが違うと成るものも違うと実感した。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など:

より固い言葉がでてきて単語を理解するのは少し手間であったが、授業にでてノートをとれば試験前にノートのことを覚えるだけで十分だと感じた。

 

【科目4】Financial Act

授業形式: レクチャー

クラスの規模:30人程度、現地人が多い印象

評価のつけ方:

Grading: Term Grades are earned as follows:

Midterm Exam                                             150 

Final Exam                                                  200

Homework 10 points each                          140

TOTAL POINTS                                    490

 

A = 441 to 490 points

B = 392 to 440 points

C = 343 to 391 points

D = 294 to342 points

F = 0 to 293 points

 

中間138点 期末 不明 宿題140点 計441以上

授業を通して学んだこと(授業内容):

アカウンティングのやりかたを基本的には学んだが、日本と違うことはあまりなかった印象。簿記。

全体を振り返って、苦労したこと、楽しかったこと、その他感想など:

固有の単語には苦労したが、宿題さえすんなりとければ試験も容易にパスできる。


○寮生活/ルームメイトについてお書きください。

(1)ホストファミリー/ルームメイトとの関係

春学期は最初の2週間はアメリカ人とルームメイトで生活をしていましたが、一人部屋のほうが快適であると考えたためシングルルームに移りました。彼とはサッカーのクラスが一緒だったため、部屋が離れてからもよく話したりしていました。

夏学期は日本人と中国人とハワイ人とルームメイトでした。彼らとあまり会うことはないためあまり接点がありませんでした。

(2)食事

春学期に関してはミールプランでバルセッツという学食でごはんを基本的に食べていました。野菜やフルーツが好きな自分としてはバランスよくご飯を食べたと思います。

夏学期に関して、昼ごはんは授業の合間に買いにいって食べるという時間しかなかったため、ファストフードや近くのごはんやでテイクアウトをしています。夜ご飯は寮に備えつきのキッチンで自炊を毎晩しています。学食に行くよりもかなりお金は浮いています。


○課外活動についてお書きください。

(1)大学内の活動に参加していますか。

International clubに所属しています。週一回のミーティングやクラブとしてソフトボール大会に出場しました。他にbusiness economics clubに所属していましたが、自分のやりたいことと違ったため数回いっただけで行くのはやめました。

Intermuralというスポーツの大会にバレーボール、ソフトボール、メンズサッカー、男女混合サッカーに参加しました。バレーボールとメンズサッカーでは優勝し、男女混合サッカーでは準優勝しました。

(2)スポーツはしていますか?

週6日ジムに通っています。そのほか友達とサッカー、バレーボール、テニス、バスケットボールを主にしています。サッカーに関しては地域のリーグに参加して毎週日曜日に試合があります。バレーボールは毎週金曜日ダラスで活動があるのでいっています。

(3)休み中の過ごし方について教えてください。

休日は基本的に友人と遊びに行くか、ジムやスポーツをして一日を過ごすかのどちらかです。日曜日はサッカーの試合が毎週あるのでそれに行きますが、土曜日は日によって違います。


○来学期に向けての目標や、準備しておきたいことを詳しくお書きください。

ラストタームになるのでこれまで以上に英語という環境にみを置くように努力するのはもちろん、自分の今回の留学の目的を果たしながら、後悔のしないひびを送りたいと思っています、またそれに向けて単語力の強化も忘れずにやっていきたいと思います。

 

 

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