認定留学と休学留学の違いdifference
認定留学と休学留学、どちらを選べばいい?
留学制度について
留学をするにあたっては、「どの留学制度を利用するか」を選択することも、非常に重要です。
日本の大学には、いくつかの留学制度があり、それぞれに特徴と注意点があります。このページでは、皆さんが自分にあった留学制度を選択 できるよう、特に「認定留学」と「休学留学」に焦点をあてて説明します。
認定留学とは
認定留学とは、ひとことで言えば「協定留学(※)以外の留学で、大学が認定している留学」のことをいいます。
※日本の大学が協定を結んでいる海外の大学(協定校)へ留学する留学制度のこと。
「協定留学(交換留学ともいいます)」の場合、留学先は大学の協定校に限られるうえ、定員が非常に少ないため、厳しい出願要件を 満たした学生しか留学できないというデメリットがあります。また、協定校に自分の希望する専攻がない可能性も否めません。その点、「 認定留学」の場合は、留学先大学の出願要件(英語力やGPAなど)を満たす必要はあるものの、自分の目的や希望にあった留学先 を選べるというメリットがあります。
但し、在籍する日本の大学によって、「認定」の定義は異なります。具体的には、学生を派遣した「留学先を」認定するのか、学生が留学 先で取得した「単位を」認定するのか、学生の海外派遣そのものを「留学として」認定するのか、といった違いがありますので、留学希望先 の大学に出願する前に、必ず在籍する日本の大学に「認定留学」の条件を確認して下さい。
★大学によって名称が異なります。例:協定外留学、認定校留学、単位互換留学など
■認定留学の条件例■
【A大学の場合】
GPA、英語力ともに派遣基準あり(GPA2.3以上、IELTS5.5以上)。加えて最初から学部に留学する必要あり。
⇒JSAFのプログラムでは、「SAP(学部スタート)」のみ該当します。
》》》お薦めの留学先はここ!
春派遣:
ウェスタンオレゴン大学(アメリカ)、スウィンバーン大学、グリフィス大学(以上オーストラリア)など
秋派遣:
セントクラウド州立大学、アパラチアン州立大学(以上アメリカ)、ミラノ サクロ・クオーレ・カトリック大学(イタリア)、プラハ経済大学(チェコ)など
【B大学の場合】
GPA、英語力の派遣基準は特になし。また、学部留学だけでなく、語学留学でも認定可能。
⇒JSAFのプログラムでは、「SAP(学部スタート/語学スタート)」「FLAP」「FLAP+」の全てが該当します。
》》》お薦めの留学先はここ!
春派遣:
<SAP>カリフォルニア州立大学ノースリッジ、ノースアラバマ大学(アメリカ)など
<FLAP>オークランド大学(ニュージーランド)、アイルランド国立大学ダブリン(アイルランド)など
秋派遣:
<SAP>テネシー工科大学、カリフォルニア州立大学ドミンゲスヒルズ(以上アメリカ)など
<FLAP>カンタベリー大学(ニュージーランド)、リージェンツ大学ロンドン(イギリス)など
【C大学の場合】
GPA、英語力の派遣基準は特になし。最初から学部に留学しなくてもよいが、留学期間中に学部の科目を最低1科目は履修していることが認定条件。
⇒JSAFのプログラムでは、「SAP(学部スタート/語学スタート)」「FLAP+」が該当します。
》》》お薦めの留学先はここ!
春派遣:
アリゾナ州立大学(アメリカ)、オーストラリアカトリック大学(オーストラリア)など
秋派遣:
ノースアラバマ大学、オレゴン大学、ミネソタ州立大学マンケート(以上アメリカ)など
休学留学とは
休学留学とは、在籍する日本の大学を休学して、半年から1年間、海外の大学に留学することをいいます。
認定留学と同じく、留学先としては自分の目的や希望にあった大学を選択することができますが、認定留学とは大きく異なる点もあります ので、ご注意下さい。
なお、認定留学の場合は、在籍大学で履修している科目に関連する科目履修が一般的ですが、休学留学の場合は、今まで学習したことがない科目に挑戦することもできます。
認定留学と休学留学の特徴と注意点
認定留学と休学留学の特徴と注意点については、以下の表をご覧ください。
認定留学 | 休学留学 | |
---|---|---|
特徴 | ・日本の在籍大学の協定校に限らず、留学先の大学を自分の目的や希望に基づいて自由に選択することができる。 ・留学期間も日本の在籍大学では「在籍扱い」となるため、4年で卒業できる可能性がある。 ・留学先の大学で取得した単位を、日本の在籍大学に移行することができる場合が多い。 |
・日本の在籍大学の協定校に限らず、留学先の大学を自分の目的や希望に基づいて自由に選択することができる。 ・留学期間は日本の在籍大学で「休学扱い」となるため、日本の在籍大学の授業料は免除される場合が多い。 ・帰国後に留学前の在籍年次から復学することになるため、留学を通して得た経験やスキルをその後の学生生活に活かす時間が多くとれる。 ・在籍大学で履修している科目に関連する科目に限らず、これまでに学習したことのない科目にも挑戦することができる。 |
注意点 | ・留学期間も日本の在籍大学では「在籍扱い」となるため、留学先の大学だけでなく日本の在籍大学にも学費を納めなければならないことが多い。(大学によっては若干の学費免除が適用される場合もある。) ・留学手続きを大学では行ってもらえないため、自分で行わなければならない。 ・在籍大学での履修状況によっては4年で卒業できな場合もあります。 |
・帰国後に、留学前の在籍年次から復学しなければならないため、4年で卒業できない。 ・留学先の大学で取得した単位を、日本の在籍大学に移行できないことが多い。 ・留学手続きを大学では行ってもらえないため、自分で行わなければならない。 |
まずは個別カウンセリングで相談しましょう
自分がどの留学制度を利用して留学したらよいのか、迷っている方はぜひJSAF の個別カウンセリングをご予約ください!
経験豊富なカウンセラーが、皆さんの留学目的や希望する専攻などの情報をヒアリングしたうえで、お一人お一人に最適な留学プランをご提案いたします。なお、重ねてのご案内になりますが、「認定留学」「休学留学」の条件は、大学によっても異なります。カウンセリング当日までに、ご自身の在籍大学にて、各留学制度の条件をぜひご確認下さい。