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フィルム・テレビ・メディアスタディーズ
テレビ・メディアスタディーズとは、マスメディアと社会の関係を研究し、報道・生産・セールス・経営に特化したスキルを磨く学問です。インタビュー力・締切厳守の環境で働く能力・文章力・発言力・説得力・機械操作・協調性が求められ、執筆・編集・スピーキング・絵画・音響・カメラ操作・音楽レコーディングに関心のある学生がこの分野の学習に適しています。ラジオ・テレビ放送専攻の学生は、社会でどのように電子メディアが機能するかを学習し、実際に必要なスキルを会得します。1年次~2年次に、授業のうちの半数をコンピューターサイエンスや社会科学等の教養科目から選択し、その後、マスメディアの入門授業を経て、メディア倫理やニュース報道、プログラム生産等の授業を受講します。学外のインタビューの機会や実際にスタジオで働く経験に恵まれ、またインターンとして実際に報道機関で働くことによって単位を得られるシステムを持つ大学も多くあります。この分野専攻の学生は、放送作家・リポーター・アナウンサー・プロデューサー等のキャリアでの活躍が期待されます。ケーブルテレビや衛星放送、光ファイバーの進展により目まぐるしく変わる報道業界では、コミュニケーション能力を持ち、トレーニングを積んだ学生への需要が増えて来ています。
映像芸術(フィルムスタディーズ)とは、映画史・シナリオ作り・監督や映画撮影術、編集等の映画製作上の美学的、技術的側面について研究する学問です。同時に、自己表現やコミュニケーションの媒体として映画を捉え、経済・技術・社会・文化・イデオロギーの側面からの探求をします。創造性・自己表現力・心理学の知識・柔軟性・協調性等の能力が求められ、映画・文学・心理学・演劇・音楽・芸術・歴史に関心のある学生がこの分野の学習に適しています。映画芸術専攻の多くは、映画製作・シナリオ作り・映画研究の3本柱を学習します。学生は通常3年次~4年次に、この3分野からさらに1つの専門を選択することができ、最終的にはその専門に関するプロジェクトを製作します。映画製作の専門授業では、映画を製作するための基礎知識と実践的な経験を積み、シナリオ作りの専門授業では、物語形式の戯曲を書くノウハウや脚本のマーケティングを学びます。映画研究の専門授業では、映画の歴史・理論・批判を学習します。卒業時の学位は、B.A.またはB.F.A.となります。映像研究専攻の学生は、製作アシスタントや製作会社での新人向けポジション、編集・演出・監督の見習いのポジションでの活躍が期待されます。専門により、アニメや特殊効果等の新人向けポジションもありますが、映画業界でのキャリア取得は非常に競争率の高いものになっています。