人気専攻から選ぶPOPULAR

芸術・芸術史

芸術・芸術史とは、美術品の由来やその持つ意味を研究する学問です。美術品が現在どのように見えるかだけではなく、過去に遡ってその当時の状態を研究し、伝統的な技法の学習も行います。観察力・読解力・視覚イメージの記憶力が求められ、ビジュアルアート・過去の文明・文化間のつながり・アーティスト・美術技法に関心のある学生がこの分野の学習に適しています。芸術史専攻の学生は、芸術の学習を通して、芸術品のスタイルや素材から、その芸術品の製作者や年代、文化を特定することが出来るようになります。同時に、その製作者や当時の文化を学習する機会にも恵まれます。また、例えば、絵画の持つ意味や象徴を心理学的要素や哲学・美学的な観点から探求します。芸術史と言っても、学生が専門的に学ぶのはその一部の時代や文化にすぎません。しかし、その時代や歴史に関わる宗教・政治・経済構造・文学・文化史についても学び、一人の芸術家だけではなくパトロンや批評家、鑑賞者についても学習するのが特徴です。芸術・芸術史専攻の学生は教養学部を卒業するため、ビジネスや政府における様々なキャリアが期待されます。大学院進学によっては、教師・教育者・学芸員・博物館の文書館員・ギャラリー・美術系出版社・美術品収集等のキャリアでの活躍も期待されます。

◆芸術・芸術史参考サイト
College of Art Association

◆この分野に興味のある学生は、以下のような専攻も適しています